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Columnコラム

チャレンジドとは

コラム

「チャレンジド」という言葉

皆さんは、チャレンジドという言葉を聞いた事がありますでしょうか。

実は私も最近知った言葉です。

アメリカで使われるようになった言葉で、障がい者を表す造語なのです。

「障害を持つ人」を表す造語として作られた「the challenged(挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)」を語源としています。

日本では障がい者支援事業をおこなっている社会福祉法人プロップ・ステーションさんが1995年から提唱しています。素晴らしい活動をされていますので、よろしければ以下のホームページを参照してみてください。

https://www.prop.or.jp/about/challenged.html

アメリカでは障がい者を表す言葉はcrippe,handicapped,など時代によって変化してきましたが、チャレンジドという言葉には障がい者をネガティブな存在ではなく、ポジティブな存在として捉えようという意識があります。

障がい者認定をされた人達には、肉体的に健全である人達も多いという事はもちろんですが、ある特定の分野において非常に優れた能力を発揮する人もいます。

「ギフテッド」という言葉

これもアメリカで作られた言葉で「同世代の子供と比較して、並外れた成果を出せる程、突出した知性と精神性を兼ね備えた子供」と定義されています。

実はギフテッドがアスペルガー症候群と診断される事も多いのです。アスペルガー症候群とは、対人関係がうまくいかないなどの発達障害を指す障害なのですが、ある特定の分野において非常に優れた能力を発揮する人もいるのです。

ギフテッドと言われている有名人はアルベルト・アインシュタイン、クエンティン・タランティーノ、ビートたけし等、様々な分野で活躍されています。

障がい者には我々が縛られているような固定観念がない人も多く、自由な発想で物事をとらえる事ができるのです。

 

 

障がい者が生まれてきた意味

「チャレンジド」と「ギフテッド」という言葉を紹介させていただきましたが、お気づきでしょうか。

いずれも神から与えられたものなのです。キリスト教圏のアメリカならではの考えだと思います。

そして持って生まれたものである事が特徴です。

 

「チャレンジド」は困難を背負って生まれ、それを乗り越える事を望む魂に神が人生を与えました。私はチャレンジドを持つ両親や家族もチャレンジドであると思います。

「ギフテッド」はその天賦の資質を使い、人に貢献する事を望む魂に神が人生を与えました。

 

「チャレンジド」「ギフテッド」は困難な人生を歩む事が多いかと思いますが、自ら望んで挑戦していると分かれば尊敬に値する存在であることが分かります。

 

まとめ

私はチャレンジドやギフテッドという言葉を通して、障がい者という概念が変わりました。

また、チャレンジド、ギフテッドも一つの個性であり、私ちも含めて何でもできる人はいません。チャレンジドができる事、ギフテッドができる事、私たちができる事をお互いに集めれば素晴らしい社会ができあがるはずです。

障がい者であるからといって社会の一員ではないというわけではないのです。

なぜか障がい者は年々増えています。社会はこの大きな能力、労働力を閉じ込めるのではなく、生かしていく必要があるでしょう。

「みんなの草むしり」のサービスはチャレンジドも社会の一員として切磋琢磨して生き生きと生活ができる社会を目指しています。一度サービスを利用していただければ、その仕事の質とコストパフォーマンスの良さから非常に競争力の強いサービスである事を実感していただけるかと思います。

皆さんのお力でより良い社会を実現していきましょう。